SAMURAI FLAMENCO [舞志道BUSHIDOU]
11月15日(金)、16日(土)、17日(日)に連日Sevillaで行なわれたSAMURAI FLAMENCO[舞志道BUSIDOU]に行ってきました。私は3日間着物を着て、プロモーションのお手伝いをさせて頂いたのですが、日本文化とスペイン文化の融合が見られるとても興味深い公演でした。
Baile / SAORI LUIS DE LUIS
IVAN VARGAS
Guitarra / RAMON AMADOR PACO IGLESIAS
Cante / ENRIQUE “EL EXTREMEÑO” JUAN JOSE AMADOR
Artista Invitada / MANUEL DE PAULA
会場は中心街にあるTEATRO QUINTERO。
公演前には街中の掲示板やバル、フラメンコスタジオ、フラメンコ博物館等にポスターが貼られ、カナルスールというスペインのテレビ局でCMも放映されました。
観客は現地のスペイン人やフラメンコアルティスタ、スペイン以外の外国人、スペインに在住の日本人等3日間で多くの方が観に来られました。公演内容はマルティネーテで剣舞を踊ったり、グアヒーラのアバニコの動きに日本舞踊の扇子の動きを取り入れたり、一つの作品にフラメンコと日本舞踊が合わさっているものもあってとても興味深かったです。剣舞等は特にスペイン人や外国の観客の方々も集中して見入っている場面が見られました。スペイン文化と日本文化という全く違うものが自然と融合している場面はとても不思議でした。公演のラストには出演者全員でのさくらの合唱で締めくくられ、最終日はスタンディングオーベーションが見られました。
舞踊や音楽だけでなく、衣装、舞台装飾、会場前のサロン装飾にも日本の世界観が表現され、日本文化についても書かれていたパンフレットは外国人のお客様に好評でした。
この公演は後日、現地の新聞の文化欄にも取り上げられ、日西交流400周年を記念する公演として相応しいものでした。
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Un sable, un compás, un arte
http://www.diariodesevilla.es/article/ocio/1647401/sable/compas/arte.html
フラメンコも剣舞も真剣な眼差しで踊る河内さおりさんの姿がとても印象的でした。