IBERIA STAFF Blog

1月 2014

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SEVILLA その2 【街並み編】 

前回のSEVILLA〈フラメンコ編〉
に続いて、今回は〈街並み編〉です。

セビージャに実際に来てみて、街や人、生活の中にフラメンコがあるのが見れました。街を歩いているだけでフラメンコが耳に入ってきますし、見かけたりします。

フラメンコの生まれた場所である街に来て、フラメンコのカンテの歌詞にある場所を歩いて、
色んなものを見て、感じて、味わってきました。

【Universidad de Sevilla】 セビリア大学(旧王立タバコ工場)
現在この建物は大学として使われていますが、ここはカルメンの舞台になった旧王立タバコ工場。


【Puente de Triana】 トリアナ橋
夜になるとライトアップされてとても綺麗です。



【Santa Cruz】 サンタクルス街
旧市街で、灼熱の夏をしのぐために生み出された街並みです。 路地はわざと迷路のように迷うようにできているそうです。 涼しげな日陰の狭い路地をのんびり地元の人が犬を連れて散歩していました。


 

【Plaza de España】 スペイン広場
マリア・ルイス公園の入口にあり、建物はイスラム教とキリスト教の建築様式が融合された作りになっています。建物の足元にはスペインの様々な都市が色美しいタイルで描かれて並んでいます。昼、夕方、夜とどの時間帯も綺麗です。




 

【Real Alcázar】 アルカサル
世界遺産に認定されたアラビアンな王宮。中は美しい大庭園になっていてのんびり散歩するのにとても素敵な場所です。




 

【Catedral y Giralda】 セビリア大聖堂とヒラルダの塔



大聖堂は世界遺産にされ、ヨーロッパで3番目に大きい大聖堂。コロ
ンブスの墓が中にあります。大聖堂にはヒラルダの塔があり、この塔からセビージャを一望することができます。

【Torre de Oro】 黄金の塔


軍用として使用されていた塔ですが、今は海の博物館になっています。

建てられた当初は外壁にタイルが貼られていて、そのタイルが光の反射によって黄金に見えたことから黄金の塔と呼ばれているそうです。一番上から撮ったセビージャの景色。


【Alfonso XIII Hotel】 ホテル  アルフォンソ トレッセ
スペイン国王アルフォンソ13世の名にちなんで名付けられたセビージャの一流ホテルです。
1泊約3万~9万です。


 

以上、セビージャの街並みについて少し紹介させていただきました。

次にセビージャに行くのは、
セビージャの二大伝統行事の
Semana Santa(聖週間)、Feria de Abril(春祭り)の時になりそうです。

今年は Semana Santa(聖週間)が2014年4月13日~20日、 Feria de Abril(春祭り)が2014年5月6日~11日です。

街中がフラメンコの衣装を着て、セビジャーナスを踊り楽しむ人で溢れるそうです。食べて、飲んで、喋って、踊って。。。今からとても楽しみです。

気づけば今年も残りわずか….
年末年始はバルセロナにいってきます。次回はバルセロナ編をお届けします。

date
17 1月 2014
category
スペイン通信
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iberia

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SEVILLA その1 【フラメンコ編】

先日セビージャにいってきました。街がとても開放的で美しくてゆったりした時間が流れている場所でした。マドリードと比べると人の歩く早さも心なしかゆっくりに感じました。
色々と見てきたものをまとめてみました。
まずはフラメンコ編です。

【PEÑA 】ペーニャ
ペーニャに参加しました。ペーニャは非営利のフラメンコファンの集まりの場で、 参加費はかかりますがとても安く気軽にフ ラメンコが観れる場です。この日のペーニャもたったの6ユーロ。始まった時間は22時。会場は本屋の上。奥の階段を上がると2階が客席有、バーカウンター有、ステージ有の普通のタブラオみたいになっていました。この日のアルティスタは以下の通り。

Baile: Israel Moreno
Cante: Jonatan Reyes/Iván Carpio
Guitarra: El Mtorito

ペーニャの締めくくりには、カルメン・アマジャの生誕100周年、没後50周年を記念して映画・バルセロナ物語の中のカルメン・アマジャが指で机を鳴らすシーンを模したものが行われました。

カルメン・アマジャの生誕100周年、没後50周年はスペイン中で取り上げられていてマドリードで買った雑誌にもサラ・バラスをモデルにして彼女の特集が組まれていました。



ペーニャはフラメンコアルティスタがプロとしてのキャリアを歩み始める第一歩の場でもあり、この 場所で出会ったアルティスタが将来大活躍するアルティスタかもしれない可能性を秘めた場所なのだそうです。
Peña Flamenca Cantes al Aire
C/Castilla,47.(Trina)
Tel: 954 333 336

【Museo del Baile Flamenco】 フラメンコ舞踊博物館
フラメンコ舞踊博物館にも行きました。 バイラオーラ、クリスティーナ・オヨスの促進によって設立された博物館で、 様々な観点からフラメンコを知ることが出来る場所です。

フラメンコに関する写真、絵画、線画、昔の衣装の展示等を見れたり、
動画、音楽、文章でフラメンコの起源や成り立ち、歴史、これまでの代表的なアルティスタを知ることが出来たりします。

フラメンコは色んな文化や音楽、舞踊が合わさって進化し続けて来たもの。どのような要素が加わってきたのかその構成要素を一つ一つ見たり、どのように変わっていったのか見ることが出来たのがおもしろかったです。

舞踊に関してもフラメンコの身体の動き、曲種、 セビージャ・グラナダ・へレス・マドリッドの舞踊の雰囲気の違いを見比べたりできます。

他にはショーやクラスでフラメンコを楽しむことができます。
(※ショーは予約が必要、日本語での予約が可能)
私が行ったときのショーのアルティスタは以下の通り。

Baile: Rafael de Carmen/Susana Casas
Cante: Mercedes Cortés
Guitarra: Jordi Flores


Rafael de Carmenは以前、来日した時にサラ・アンダルーサでも踊ったアルティスタです。

Museo del Baile Flamenco
C/Manuel Rojas Marcos,341004,Sevilla
tel: 00 34 954 34 03 11
www.museoflamenco.co

【clase】 レッスン
Ángel Atienzaのブエルタのレッスンに参加してきました。フレンド
リーな人柄で、丁寧に細かく一人ひとり見てくれたり、クラスの雰囲気もよかったです。セビージャに行った時はまたレッスン受けたいと思いました。
Ángel Atienza
C/.Salado,11-4 41010 Sevilla
Tel: 954083689
www.angelatienza.com

【GALERIAS MADRID】 フラメンコショップ
セビージャの中心街にあるフラメンコの生地や衣装を扱うショップに行ってきました。150ユーロ~200ユーロと安くて可愛い衣装が沢山ありました。
GALERIAS MADRID

http://www.galeriasmadrid.es/

次回はセビージャの街並み編です。

date
17 1月 2014
category
スペイン通信
posted by
iberia

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SAMURAI FLAMENCO [舞志道BUSHIDOU]

11月15日(金)、16日(土)、17日(日)に連日Sevillaで行なわれたSAMURAI FLAMENCO[舞志道BUSIDOU]に行ってきました。私は3日間着物を着て、プロモーションのお手伝いをさせて頂いたのですが、日本文化とスペイン文化の融合が見られるとても興味深い公演でした。

Baile / SAORI  LUIS DE LUIS
IVAN VARGAS
Guitarra / RAMON AMADOR  PACO IGLESIAS
Cante / ENRIQUE “EL EXTREMEÑO”  JUAN JOSE AMADOR
Artista Invitada / MANUEL DE PAULA

会場は中心街にあるTEATRO QUINTERO。


公演前には街中の掲示板やバル、フラメンコスタジオ、フラメンコ博物館等にポスターが貼られ、カナルスールというスペインのテレビ局でCMも放映されました。



観客は現地のスペイン人やフラメンコアルティスタ、スペイン以外の外国人、スペインに在住の日本人等3日間で多くの方が観に来られました。公演内容はマルティネーテで剣舞を踊ったり、グアヒーラのアバニコの動きに日本舞踊の扇子の動きを取り入れたり、一つの作品にフラメンコと日本舞踊が合わさっているものもあってとても興味深かったです。剣舞等は特にスペイン人や外国の観客の方々も集中して見入っている場面が見られました。スペイン文化と日本文化という全く違うものが自然と融合している場面はとても不思議でした。公演のラストには出演者全員でのさくらの合唱で締めくくられ、最終日はスタンディングオーベーションが見られました。

舞踊や音楽だけでなく、衣装、舞台装飾、会場前のサロン装飾にも日本の世界観が表現され、日本文化についても書かれていたパンフレットは外国人のお客様に好評でした。




この公演は後日、現地の新聞の文化欄にも取り上げられ、日西交流400周年を記念する公演として相応しいものでした。



(全文はこちら)
Un sable, un compás, un arte
http://www.diariodesevilla.es/article/ocio/1647401/sable/compas/arte.html

フラメンコも剣舞も真剣な眼差しで踊る河内さおりさんの姿がとても印象的でした。

date
17 1月 2014
category
スペイン通信
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iberia

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4Fショールーム限定!一点ものアクセサリー!



ピアス/イヤリング&ペイネタの6個限定、素敵なセットです!

お値段もセットでなんと¥4,900!!

燻し金を使用した、凝った作りのこちらのアクセサリーは、舞台上でまた一味違う雰囲気を演出してくれるはず。ショールームへおこしの際は是非ご覧下さい!

date
10 1月 2014
category
その他
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